旧国鉄OB中心の親睦団体と提携 日観連


 日本観光旅館連盟(近兼孝休会長)は、宿泊需要の掘り起こしの一環として、旧国鉄OBを中心とする親睦団体「日本鉄道OB会連合会」(以下、OB会)と提携することにした。希望に応じて旅館・ホテルはOB会会員向けの割引料金をそれぞれに設定。OB会には機関誌などで紹介してもらう。OB会員から直予約を受けて宿泊増加につなげる。

 日観連は、「国鉄推薦旅館全国連盟」として発足し、「駅長さんも太鼓判」などのキャッチフレーズを使用するなど、旧国鉄とともに歩んだ歴史を持つ。OBらに昔を懐かしみながら国内旅行を楽しんでもらおうと、今年6月に創立60周年を迎えたのを契機に提携を呼びかけた。

 OB会は1953年に「国鉄OB会同志会」として発足し、87年に現在の名称に変更した。会員数は約21万人で半数は女性。サークル活動が盛んで国内旅行に出かけることも多いという。

 日観連本部では、OB会会員の受け入れを希望する旅館・ホテルを募集中。参加には専用料金を設定した上で、日観連本部事務局に書面を送付する。宿には手数料や広告掲載料などの負担はない。

 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第38回「にっぽんの温泉100選」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 1位草津、2位道後、3位下呂

2024年度「5つ星の宿」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第37回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2023 年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月22日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒